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Amieのフロリダ的生活

Amieのフロリダ的生活

シドニーへ南下

ケアンズでの語学研修が終わって、日本で文通していた友達の所へ向かう。
縁あってMr. Weaverという日豪文通協会のおじさんが、
シドニーのバスターミナルまで迎えに来てくれるという。

ホストファミリーのパットが、ケアンズから一気にシドニーに行くのは大変だから、
タウンズビルでストップオーバーしてからシドニーに向かうように助言してくれた。
確かに日本の感覚で長距離バスの移動距離を考えてはいけない。

そして、バス乗り場でパットとゴードンにお礼と別れを言ってバスに乗り込んだ。
私のオーストラリアのパパとママ。
そう、英語もろくに理解できない&話せない私を快く受け入れてくれ、
コミュニケーションができるまで忍耐強く接してくれた。
まるで小さい子供の相手をするようだったけれども、その暖かい二人の心遣いがあったから、
今の私がある。
本当に感謝しています。

そしてタウンズビルに着くと、一人の寂しさを痛感した。
ストップオーバーの時間は数時間。
一泊にしとけばよかった、と思った。
でもバスチケット買っちゃってるので、とりあえず荷物は預けて市内を観光しに出かけた。
港町。
初めての一人旅。頼る人がいない。見知らぬ土地。言葉が通じない。緊張する。
多分周りから見たらキョドってたかも。

約1ヶ月の語学研修でヒアリングが上達してきたけれど、スピーキングはまだまだ。
幸運にも発音は旨いと先生にほめられていたので、単語と発音記号さえわかればなんとか通じる。
語彙がないので、和英辞書片手にジェスチャー交じり。

まずはバスターミナルで地図とにらめっこ。
短時間で観光できそうなところをチェック。
水族館に行ってみた。
初めてヒトデに触っちゃった。ヒトデってカタイのね。
水族館は結構好きなので時間がだいぶつぶれた。

そして時間まで町をブラブラ散策。
ちょっと早かったけど、バスターミナルに戻ってベンチに座っていた。
すると少し離れた向かい側にバックパッカーの男の子数人がこっちを見て話している。
なんかヤだなー。
無視していたら、いきなり自分の名前(苗字)を叫ばれた。
びっくりして彼らを凝視してしまった。ケラケラ笑っている。
なんで知ってるの?
日本人の発音しにくい名前を変なアクセントだが正確に叫んだので驚いた。

そしてスーツケースに名前が書いてあったことに気がついた。
げー。からかわれたのか。ちっ。

そのうち彼らは別のバスに乗り込んだのでホッとしてまたベンチで時間をつぶしていた。
そしてバスの時間になり、またシドニーへ向けて旅立った。



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